心の痛みが導いてくれた、クリスタルヒーラーへの道

私は今、石と共に生きる仕事をしていますが、
最初から「ヒーラーになろう」と決めていたわけではありませんでした。

小さな違和感、ふとした気づき。
そして、大きな感情の揺れや、偶然の出会い。

今回は、クリスタルヒーリングという世界に足を踏み入れることになった、
そのきっかけとなるエピソードをお届けします。

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家族との確執

人生に転機が訪れたのは、30歳になって少し経った頃でした。

家族との間の確執が浮き彫りになったのです。

３歳上の兄は高校を中退して以来、外で働くということをほとんどせず、
それに対する両親の言動などで、私は家族に対してイライラを抱えることがありました。

私自身が結婚して家を出てからは、その問題にあまり触れていなかったのですが、
ある出来事がきっかけで、私の中にあった感情が爆発。
大きなストレスを抱えるようになりました。

30歳を過ぎた大人なのに、家族の前でわんわん泣いたこともありました。
自分でも驚くくらい、感情が止まらなかった。

今その時の想いを言語化すると、
「私は兄と比べて愛されていない」と感じていたのだと思います。

（実際には、そんなことはなかったのですが）

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クリスタルヒーラーへの道

家族との確執によるストレスが限界を超えたとき、
私は思いきって、とあるヒーリングサロンの門を叩きました。

その日、初めて受けた霊氣ヒーリングは、
問題がすぐに解決するわけではなかったけれど、
心の奥にあった何かが、すっと緩んでいくのを感じました。

そして、施術が終わった後、ヒーラーさんからこう言われたのです。

「美保子さんは、ヒーリングの仕事が向いていると思いますよ」

まさか、そんなことを言われるなんて思っていなくて、びっくりしました。
私はもともと“人を癒やす”ような力なんて持っていないと思っていたし、
スピリチュアルなことはあくまで“趣味”の範囲。

でも、心のどこかで何かが反応していたのだと思います。
その数日後には、軽い気持ちで霊氣（レイキ）の伝授を受けてみようと申し込んでいました。

霊氣の伝授を受けて、約３週間後——

たまたま立ち寄った本屋で、１冊の雑誌に出会います。

「パワーストーンを使って人を癒やす」という、
まさにクリスタルヒーリングの特集が！

パワーストーンで、そんなことができるの！？

子どもの頃に感じていた生きづらさ、
会社での人間関係の疲れ、家族との確執。

そして、今までに経験した嬉しいこと、悲しいこと。

すべてが、この出会いのために用意されていたのかもしれない。

そう思った瞬間、心が震えました。

「私がやりたいのはこれ（クリスタルヒーリング）だ！」

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そして、ヒーラーとしてのスタート

そこからは勢いのままに、突き進みました。

会社勤めを続けながら約2年間、
クリスタルヒーリング、アロマ、整体、オイルトリートメントなどを学び、

2010年より、
ストーンリラクゼーションサロン「ミルキーレイク」、
クリスタルヒーリングスクール「M&Stoneガイダンスカレッジ」として活動をスタート。

ヒーラーとして、そして1人の人間として、多くのことを学び、
気づき、癒されていきました。

そして2019年1月、
「You Earth Me（ユーアースミー）」として、新たなスタートを切りました。

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実は…

クリスタルヒーラーになってからも、紆余曲折がありました。

2010年当初のサロンでは、整体やアロマなどのボディワーク中心でしたが、
今では、チャネリングというスピリチュアルな手法も取り入れています。

でも実は、チャネリング能力はもともと持っていたわけではなく、
今の仕事を始めてから“開花した”ものなのです。

「スピリチュアルな能力があるからヒーラーになった」のではなく、
「ヒーリングを続けていたから、スピリチュアルな能力も育っていった」というのが、本当のところ。

このあたりの話は、また別の機会にゆっくりと♪

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そして、今。

クリスタルヒーラーとして活動していく中で、家族との関係が完全に解決することはありませんでした。
今も連絡は取っていません。

でも私は、今のこの距離感がベストだと感じています。

誰かと「仲直り」することだけが癒しではなく、
自分が心穏やかでいられる場所や距離を選ぶこともまた、癒しのかたち。

そう思えるようになったのは、ヒーリングと石たちのおかげだと思っています。

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クリスタルヒーリングは、
その人の中にある“ポジティブなエネルギー”を目覚めさせてくれる。

私は今、それを日々実感しています。

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あなたの中にある光が、石たちの力でそっと目覚めていきますように。