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家族との確執 クリスタルヒーラー誕生物語(5)

●クリスタルヒーラーになったキッカケ

埼玉県朝霞市のクリスタルヒーリング スクール&サロンYou Earth Me(ユーアースミー)
服部美保子です。

サロンオープン13周年を迎え「クリスタルヒーラー誕生物語」を連載しています。

いよいよ核心に迫る?第5話。

人生で1番しんどかった時期が20代前半なら、今回の話は2番目にしんどかった時期です(苦笑)

第4話はこちら

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渋谷のOL生活を満喫し、優しい夫がいて、割と穏やかな日々を過ごしていた私。

30歳を過ぎた頃に転機が訪れました。

実家の家族との確執。

私は父、母、兄との4人家族。

3つ上の兄は高校を中退して以来、ロックバンドでプロを目指していました。

「25歳までにデビュー出来なかったら諦める」と言って、30、35、40・・・

30歳くらいからはバイト的に家業を手伝う、パソコン講師など、短期の仕事は色々したのですが、定職には就かず。

短期の仕事先では真面目にこなしていたみたいで、勤め先から様々なお誘いを受けていたのですが、

あれこれ理由をつけて断っていました。

プロとして作詞の依頼を受けても「知らない奴に俺の曲を歌わせたくない」とか。

他にもあるけど、まぁ色々そんな感じ。

父は子供の事にはノータッチ。

母はキリキリしながらも、そんな兄に欲しい物を与え、金も与える。

私が「なんでお金渡しちゃうの!?」と言うと、

「あげてるんじゃなくて貸してるの」
「だってお金がないんだからしょうがないじゃない」

・・・という返事。

※私からすると、すごい理屈だなと思うのですが。

なのに、たまに里帰りしたり電話すると「お父さんは何もしてくれない」とか「お兄ちゃんは・・・」とか。

父や兄に関する愚痴ばかり。

その状態に私、イライラしてました。

それでも、なんとか兄が自立して手が離れたら、ということを想定して、

両親に「一緒に北海道へ移住しよう」と誘っていました。

どうして北海道なのかというと、母の実家であることと私たちが結婚式を挙げたニュージーランドの風景にすごく似ていたから。

※今は埼玉県朝霞市の居心地の良さに触れて、移住予定はなくなりました。

そんな中、兄が病院でうつ病と診断。

さらに、自己判断で薬の服用をストップして錯乱状態になりました。

それで電話をした時に母が言った言葉が、

「お兄ちゃんも北海道へ連れて行くかもしれない」

母もパニック状態だったのかもしれませんが、その一言で、私の中の色んなものがはじけました。

その場では、うまく自分の想いを表現できなくて、とっさに出た言葉は

「お兄ちゃんも行くなら北海道へは行かない」とだけ。

その時の想いを、時間が経過した今、言語化するとしたら

私がせっかく苦労から解放されるように働きかけているのに、なんなの!

という感じでしょうか。

今思えば、両親からはそんなお願いもされていないし、私のエゴ。

それから出てきたのは

●兄には自分の部屋があったのに、私は高校卒業まで父と同じ部屋で寝かせられた。
●中学1年の時にクラスメイトに無視されたけど、家族は兄の高校中退問題でそれどころではなかった。
●兄は新しい机を買ってもらったのに、その時私はシールがベタベタに貼られた兄のお古の机を使わされた。
●私が幼稚園でもらったイベントのチケットを、兄が友達と行くために使われた。

とか、そんな些細な、でも幼心にショックだったことが、ぶわ~~っ!!!っと。

子供のころから自分よりも兄の方が優先されているような感覚があって、

「私の方が優秀だし、親孝行になることしてるのにどうして、私の事を気にかけてもらえないの?」みたいな感情もあったように思います。

(当時はそんな風に言語化できていなかったのですが)

何度か話し合ううちに、とうとう泣きわめきました。

私、しっかり者で通っていたのに、三十路を過ぎてそんなことになるとは。

でも、その時も母からは言い訳みたいな言葉しかもらえませんでした。

気持ちもすっかり落ち込んでしまい、助けを求めたのは、とあるヒーリングサロン。

中学の時からミーハー的に興味のあったスピリチュアルワークが、この時に役に立ってくれました。

そのヒーラーさんは、私が言葉にできなかった思いを言語化してくれて、この時点でだいぶ気が楽になりました。

この時に受けたのは、霊氣(レイキ)ヒーリング。

霊氣は初めてでしたが、手を触れられるだけなのに、なんだか霧が晴れたように視界がスッキリ。

身体もスッキリ軽やか。

目の前の問題が、消えたわけではありませんでしたが、不思議な感覚でした。

そして、そのヒーラーさんに

「美保子さんはこういう(ヒーリングの)仕事をするのが向いてますよ」

と言われました。

ここまで長くなってしまったので、また続きます。

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服部美保子

石好き歴32年☆(2024年現在)

中学生の時から石と精神世界が大好き。

東京の片田舎出身、埼玉在住

天秤座・O型・五黄土星・数秘33

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