いしを持って、踏み出そう。
埼玉県朝霞市
クリスタルヒーリング スクール&サロン
You Earth Me(ユーアースミー)
無限会社鉱物界の服部美保子です。
皇居東御苑の苑内にある「都道府県の木」と刻まれた石碑。
その周りには、各都道府県を代表する木々が並んでいました。

ふと立ち止まってみたら──
そこにいた石から、こんな声を受け取りました。
「私は“都道府県の木”を教えるためにここにいるんだよ」
「いつも誰かが、文字が消えないように撫でてくれるんだ」
「だからね、やったらやりっぱなしは、いけないんだよ」
「撫でてくれる」という言葉が伝わると同時に、頭の中に、ある情景が浮かびました。
おそらくスタッフの方が、石碑の文字の中を細いブラシや布で丁寧に拭いている様子。
やっぱり、皇居という場所柄、こうした細やかな部分までしっかりと手が行き届いている。
その姿が自然と想像できて、なんだか心が、ほっと和みました。

石碑の文字はくっきりと読みやすい。
思えば、あちこちの公園や神社で見かける「何か文字が刻まれた石碑」は、
年月とともに埃や苔に覆われ、読めなくなってしまうこともあります。
この石が言う「やったらやりっぱなしは、いけない」という言葉は、
そんな“手入れを続ける大切さ”を伝えてくれているようでした。
この石碑もまた、
“教える”という役割を持ちながら、日々、人の手と心に触れて生きている存在。

どっしりとしていながら、そこから放たれる波動は驚くほど無邪気でした。
まるで子どものように明るく、天真らんまんなエネルギー。
こんなにも安定感のある岩から、そんな軽やかさがあふれてくるなんて──
ちょっと意外で、そして愛おしく感じました。
それもきっと、ここに立ち止まる人たちの多くが
「この木は何県かな?」
「都道府県の木だって〜」
「私の生まれた県の木はあるかな」
と、行き交う人々が楽しそうに話しているのを、この石がたくさんインプットしているから。
放っておくと、言葉も意味も風に消えてしまう。
だからね、やったらやりっぱなしは、いけないんだ。
その言葉を胸に、
秋の光の中をゆっくり歩きながら、人と自然と石のあいだに流れる、やわらかな循環を感じていました。
🪶 次回の「石さんぽツアー」
📅 10月21日(月)丸の内〜皇居東御苑
↓ 詳細はこちら


埼玉県朝霞市東弁財
東武東上線・朝霞台駅、JR武蔵野線・北朝霞駅より徒歩5~7分

無限会社鉱物界の下請け人
鉱物マニアのクリスタルヒーラー
服部美保子
石好き歴33年・ヒーラー歴15年
(2025年現在)
中学生の時から石と精神世界が大好き。
東京の片田舎出身、埼玉在住
天秤座・O型・五黄土星・数秘33